パリパラリンピックの車いすテニスの男子シングルで、最年少で金メダルに輝いた小田凱人さん。
珍しい名前なので、読み方が分からない方も多いのではないでしょうか。
車いすテニス界の新星・小田凱人さんは、強いだけじゃなくイケメンですよね!
今回は小田凱人さんについて調べました。
名前の読み方・由来
小田凱人さんは、「おだときと」と読みます。
「凱」という字は、パリの凱旋門の「がい」などで使われますが、
日常ではあまり見かけない字ですよね。
小田凱人さんの名前の由来は、まさに「凱旋門」から名付けられたといいます。
「凱」という字は、かちどき(戦いに勝った時にあげる声)を意味しています。
凱旋門があるパリで優勝し、かちどきをあげる
ご両親が名前に込めたパワーを、自分の宿命として背負って舞台に立ち、
見事に実現させました!
優勝後のインタビューで、
やばい、かっこよすぎる、俺!
と自分を称えました!
この言葉は、2024年の流行語大賞にノミネートされるなど、大きな話題を呼びました。
運命と位置付けていた、パリパラリンピックでの金メダル獲得に、
「俺はこのために生まれてきた!」
と喜びを表しました。
本当にかっこいいです!名前が意味する最高の結末になりましたね。
小田凱人のプロフィール
18歳(2024年現在)とまだ若い小田さんですが、
高身長で大人っぽく、モデルと言われてもおかしくない程のイケメンですね!
小田凱人が車椅子生活となった病気とは?
小田さんは、一宮市立瀬部小学校出身。小学生の頃は、サッカー少年でした。
9歳の時に、左脚に骨肉腫を発症。左脚の股関節と大腿骨の一部を切除して、
人工関節に置き換える手術を受けました。
そこから車いす生活を送るようになり、小田さんは元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾さんを知ります。国枝さんは、パラリンピックで3度の金メダルに輝いた選手。
2012年のロンドンパラリンピックの国枝さんの動画を見たことで、車いすテニスに興味を持ちました。
担当医師や家族の勧めもあり、本格的に車いすテニスの道へと進むことになりました。
【憧れの国枝慎吾さんとの対戦】
車いすテニスでの成績
小田凱人さんは、史上最年少の14歳11カ月でジュニア世界1位を達成。
15歳でプロへ転向しました。
2022年5月の全仏オープンでは16歳23日でのグランドスラム史上最年少出場を達成しベスト4入り。更に、年間ランキング上位8名のみに出場が許される車いすテニス年間チャンピオン決定戦、「NEC WHEELCHAIR SINGLES MASTERS」では、世界ランキング1位(当時)のアルフィー・ヒューエット選手を破っての大会史上最年少出場&優勝を同時に達成。
2023年1月には全豪オープンで準優勝、同年6月の全仏オープンでは史上最年少優勝を果たし、ITF車いすテニスランキング史上最年少1位(17歳35日)を達成。
7月に開催された全英オープンでも連続優勝を果たしました。
2023年は日本パラスポーツ界でもっと顕著な活躍した選手・団体を表彰する「日本パラスポーツ大賞」も受賞し、飛躍の1年となりました。
2024年1月の全豪オープンも全試合ストレート勝ちで優勝し、9月に行われたパリ2024パラリンピックで車いすテニスシングルスの最年少金メダリストとなりました。
まとめ
今回はパリパラリンピックの車いすテニスで金メダルに輝いた
小田凱人(おだときと)さんについて調べました。
9歳の頃、骨肉腫の発症によりサッカー選手への道を諦め、
車椅子での生活を始めました。
そして国枝慎吾さんとの出会いが、小田凱人さんを車いすテニスの世界へ導きました。
「名前の由来でもある凱旋門があるパリの地で、勝鬨(かちどき)を上げる」
という最高の結果を残しました。
まだ18歳と若く、今後の活躍が期待されますね!
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